相原ユタカのタイサッカー奮闘記
更にダブル
まだまだ続くモンゴルの思い出。
その日もダブルの練習日だったのね。
例の朝青龍がサッカーやってたグランドね。
最初はこのグランドを使う事でネタが出来たって思ってたボクも、このくらいになると便所に行くのと同じくらい無感動でグランドインしてたよ。
でも子供達は控室からやる気満々よ。
形から入るタイプなのか、その方が気合が入るのか、理由はどちらか分からないけど、みんな1列に並んで控室を出て、グランドインするのよ。
ただし、グランドに入ったらバラバラになって整列も一苦労なのがモンゴルの子供らしい・・・
で、子供達とダブルの気合とは別のところで、ボクの魂は完全に寒さにヒヨッてたよ。
だって、やる事ねえんだもん。
まぁ、最初のモチベーションは”セルビアサッカーを盗もう”だったけど、練習メニューとかやったことあるやつばっかだったし、問題はメニューが全てじゃないってことが確認できたから、あとのボクはブラブラと周りの景色を崇めながら寒さに耐える事しかやる事が無かったんだよ。
だからってさ。
ダブルさんよぉ。
シュート練習のキーパーだけをボクにやらすっていかがなもんかねぇ・・・
あっという間に3度目のろくなもんじゃねえ。
こんだけろくなもんじゃねえと、長淵だってハーモニカ吹きづらいと思うよ。
バングラ被害者の会。
そう思って仲良くなれると思ってたのはボクだけだったようね・・・
あははは、こん平、何処にいるかすぐ分かるな(笑)。
>栗さん なんか目に入ってくるんですよ、アイツは。