相原ユタカのタイサッカー奮闘記
VIP
そろそろモンゴルの思ひ出話も佳境っすよ。
いい加減に現実(タイ)に帰ってこないとね。
ある日、チューカさんに言われたのよ。
”ユタカ、暇か?”
ま、どんだけ空気の読めない奴でもボクがヒマな事くらいは一目瞭然だったのね。
逆の空気を読んだチューカさんはボクとダブルをフットサルの大会に連れて行ってくれたのね。
U-17の大会らしい。
おや?
U-17の大会はウランバートルでやるのに、トップリーグの選手の大会は遥かロシアの国境周辺。
どーなってんだか・・・
心なしか客もこっちの方が多い気が・・・
で、会場についてチューカさんの言われるがままに席に座らされたのね。
・・・
VIP席じゃないですかぁ?!
プロレスでいうところの、解説者が座る席に座らされたのね。
で、ボクが見た試合は白熱した3位決定戦よ。
白熱し過ぎて、決着つかず。
同着で3位だったのね。
で、表彰式。
???????
ボクですか?
何故か選手にメダルをかける係をボクとダブルがやる事に。
最初から仕組まれてたのかなぁ?
だったら初めから言ってよぉ。
思いっきり私服じゃん。
トップリーグのチームでプレーした日本人選手って言ったって、会場はロシア近郊。
ボクの知名度なんてU-17のモンゴルサッカー会からしてみりゃ、おちょこの裏みたいな小ささよ。
折角の3位メダル。そんなのにかけてもらうってどうなんでしょう。
銅なんでしょう・・・
↑なんか、スゲエ恥ずかしい。
モンゴルはこうやってボクをVIP扱いしてくれるのね。
だから、ちょう好き。
港北が出来たばかりの頃、試合が終わった後、知らない子に「握手して下さい!」って言われたことあるぞ。
>栗さん 思いっきり子供の夢を摘んでますよね。 昔、隣でサッカーしてる子供見て、”コイツらみんな上手いなぁ。でも俺の方が金持ってるぞ”って言ってましたもんね。